Goldman SachsがXRP現物ETFの保有を再構築したことが13Fで分かった。写真=Shutterstock

Goldman Sachsが、前期にいったん全売却していたXRP現物ETFを再び保有していたことが分かった。米証券取引委員会(SEC)に提出した13F報告書で、6月30日時点の保有額は5銘柄合計で約8650万ドルに達した。

ブロックチェーンメディアのCoinpostが24日(現地時間)に報じた。今回の開示で、Goldman Sachsが1四半期でXRP関連ETFの保有を再構築した実態が明らかになった。

Goldman Sachsは2025年10〜12月期時点では、XRP現物ETFの機関投資家として最大規模の1億5380万ドルを保有していたが、2026年1〜3月期に関連ポジションを全て手放していた。今回は再び保有を積み上げ、XRP関連の投資残高を戻した格好だ。

銘柄別では、Franklin TempletonのXRPトラスト「XRPZ」が223万8407株で最も多かった。BitwiseのXRP ETFは220万8949株でこれに続いた。評価額ベースではBitwiseが2575万6345ドルと、Franklin Templetonの2540万5919ドルをわずかに上回った。

このほか、Canary CapitalのXRP ETFは175万9090株で、評価額は約1949万717ドル。21SharesのXRP ETFは80万6126株、約820万6363ドル、GrayscaleのXRP ETFは37万7619株、約764万6785ドルだった。5銘柄の評価額合計は約8650万6129ドルとなる。

もっとも、13Fは四半期末時点の保有状況を示す開示資料で、期中の売買やデリバティブ経由のエクスポージャーは反映しない。今回の数字も、あくまで6月末時点の保有スナップショットとみる必要がある。

Goldman Sachsの投資運用資産全体に占めるXRP関連ETFの比率は大きくない。今回の13Fはグループの投資運用資産全体を対象とする開示で、情報テーブルには1万4070銘柄が記載された。時価評価額の総額は1兆1516億ドルに達しており、XRP関連ETFはその一部にとどまる。

また、Goldman SachsはXRP現物ETFとは別に、SPAC(特別買収目的会社)のArmada Acquisition Corp II株を36万5976株保有していることも明らかにした。評価額は約381万3470ドル。同SPACは、Rippleが支援するXRP関連企業Evernorthと企業結合契約を結んでいる。

Evernorthの上場計画も市場の関心を集めている。合併が完了すれば、Evernorthはナスダックでティッカー「XRPN」として上場する計画だ。Goldman SachsはXRP現物ETFの保有再開に加え、SPAC経由でもXRP関連投資を進めていることになる。

今回の開示は、大手金融機関がXRP関連商品の保有を再び増やしていることを示した。一方で、実際の期中売買やデリバティブの持ち高は13Fからは把握できない。今後は保有継続の有無に加え、Evernorthの上場手続きの進捗が注目点となる。

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