韓国市場でXRPに資金が集中していることを示した。画像=Reve AI

韓国の暗号資産市場で、XRPへの資金集中が鮮明になっている。ブロックチェーンメディアのU.Todayが24日(現地時間)に報じたところによると、UpbitのXRP/ウォン市場の売買代金は3億1900万ドルに達し、取引所全体の21.86%を占めた。

Upbitでは主要銘柄の中でもXRPへの売買が目立った。売買代金はBTCが1億2533万ドル、ETHが9200万ドル、USDTが1億7900万ドルで、XRPがいずれも上回った。市場の流動性がXRPに集中した格好だ。

こうした動きは、先週後半から韓国市場で進んだ資金シフトと重なる。2026年上半期は暗号資産市場の軟調が長引き、韓国の投資家資金はKOSPIに向かい、Samsung ElectronicsやSK hynixを中心に買いが集まっていた。だが週末を前にアルトコインが持ち直し、資金の向きが再び変わったという。

個人投資家はテクノロジー株で利益を確定した後、暗号資産取引所へ資金を戻している。U.Todayはこの流れを「great rotation」と表現した。実際、Upbitの1日当たり売買代金は22日に前日比250%増の18億ドルを記録し、Bithumbも同日に132%増となった。この局面でXRPには、ピーク時に4億1800万ドル超の個人マネーが流入した。

価格もこうした資金流入に歩調を合わせた。XRPはTradingViewのチャート上で長期の下降トレンドラインを上抜け、1.51ドル、ウォン建てでは約2073ウォン水準で推移したとされる。U.Todayは、RippleがXRPを「North Star」と位置付けていると紹介し、韓国市場では事実上の道標になっていると評価した。

韓国内価格と海外価格の乖離は大きくなかった。いわゆるキムチプレミアムはマイナス0.5%前後で、引き続きマイナス圏にとどまった。ソウルの現物価格がおおむね海外市場と同水準で推移していたことを示している。このため、市場では韓国の大きな取引量がXRPの世界的な上昇を支える主因になっているとの見方も出ている。

もっとも、この上昇基調が続くかはなお不透明だ。韓国内の取引所は年初の資金流出以降、収益がほぼ半減した。今回の反発が中長期トレンドにつながるかどうかは、韓国の投資家が足元の活発な売買ペースを維持できるかにかかっている。

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