LinerがシリーズCで500億ウォンを調達

Linerは8月25日、LB Investment主導で500億ウォン(約52億円)のシリーズC資金調達を実施したと発表した。調達資金は研究開発(R&D)を中心に、検索AIとAIエージェントの技術力強化、人材確保、インフラ拡充に充てる。

今回のラウンドには、Atinum Investment、CJ Investmentなど既存の主要株主も追加出資した。新規投資家としては、KDB産業銀行、Helios Private Equity、KB証券、Daishin証券、Stick Venturesが参加した。

同社によると、サービスのユーザー数は米国、欧州、インド、東南アジアなど約220の国・地域で1400万人に達している。2026年7月末時点では、SimilarWebのグローバルAIサービスのトラフィックランキングで30位に入ったという。

Linerは、世界各地での利用を通じて蓄積したユーザーデータと約5億件の学術データを基盤に、B2Bのエンタープライズ分野へ事業を広げてきた。

調達資金は、技術優位性を固めるためのR&Dに重点投資する方針だ。基盤技術の高度化とインフラ拡充を優先し、検索AIとAIエージェント分野で競争力をさらに高める。あわせて、グローバル人材の採用、マーケティング、事業拡大にも充てるとしている。

また、中核B2Cサービスの収益モデル多角化を進めるほか、海外市場で検証したエージェント技術を国内向けに最適化し、「みんなのAI」サービスとして利用拡大を図る構想も示した。

Linerのキム・ジヌ代表は「今回の資金調達は、AIエージェントの中核である信頼性を支える技術インフラと人材を確保するための戦略的な布石だ」とコメントした。そのうえで「競争の激しいグローバルAI市場でLinerの実力を証明し、世界のビッグテックと正面から競争していく」と述べた。

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