写真=UEX.US

米暗号資産取引所UEX.USは、Shiba Inu(SHIB)の取扱いを開始し、あわせて預け入れ報酬と担保ローンの提供を始めた。

19日付のブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」によると、UEX.USのユーザーはSHIBをUSDTや主要暗号資産と取引できる。PayPal、銀行送金、カードによる購入にも対応した。

UEX.USは上場初日から、SHIBに年利4.5%の預け入れ報酬を設定した。保有するSHIBを売却せずに担保として活用し、資産価値の最大90%まで借り入れられるローン機能も提供する。SHIBの活用手段を広げる施策といえそうだ。

SHIBの取引チャネル拡大も進んでいる。Shiba Inuは約1週間前、オーストラリア拠点の取引所FrameExにも上場した。当時の価格は一時0.00001004ドルまで上昇していた。

市場指標の一部では、投資家心理の持ち直しを示す動きも出ている。オンチェーン分析企業Santimentのソーシャルドミナンス指標は8月16日以降に回復基調となり、19日には0.016%を記録した。暗号資産市場全体で、SHIB関連の話題が再び増えていることを示している。

デリバティブ市場でも短期的なセンチメントの変化がみられた。CoinGlassによると、SHIBのロング・ショート比率は1.01で、ロングがショートをわずかに上回った。

ファンディングレートもプラス圏に浮上した。SHIBのファンディングレートは18日にプラスへ転じ、19日には0.0087%まで上昇した。ロング保有者がショート保有者に費用を支払う状態となっており、上昇を見込む需要が相対的に強まっていることを示す。

テクニカル面では、0.0000043ドルのサポートラインを維持できるかが短期的な焦点となる。SHIBは18日にこの水準を再び試した後、買いが入り、0.0000044ドルを上回った。上昇が続けば、次の目安は0.0000046ドル近辺に位置する50日指数移動平均線となる見通しだ。

モメンタム指標でも下落圧力の緩和を示す兆しが出ている。相対力指数(RSI)は46と、中立水準の50に近づいた。下落モメンタムは弱まっているものの、明確な上昇転換を確認する段階には至っていない。MACDでも赤色ヒストグラムが縮小し、下落圧力の鈍化がうかがえる。

もっとも、反発基調が固まったとは言い切れない。SHIBが日足終値ベースで0.0000043ドルを下回れば、短期の強気シナリオが崩れる可能性がある。その場合、心理的なサポートラインである0.0000040ドルまで再び下押し圧力が強まることも想定される。

今回のUEX.USによる取扱開始は、SHIBの売買にとどまらず、預け入れ報酬や担保ローンまで組み合わせた点が特徴だ。相場に持ち直しの兆しが出る中で、ユーザーの利用手段も広がった。

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