写真=LG Electronics

LG Electronicsは8月20日、海洋水産部、慶尚南道、韓国水産資源公団と、海の森造成事業に関する業務協約を締結したと発表した。2026年から2029年にかけて、慶尚南道固城郡徳明里海域の約1.5平方キロメートルで新素材を活用し、海洋生態系の再生効果を検証する。

協約の締結式は、慶尚南道昌原市の「LGスマートパーク」で開いた。事業では、水に触れるとミネラルイオンを放出し、海藻や塩生植物の生育に必要な成分を一定量・一定速度で供給する機能性新素材「LG Marine Balance」を適用する。

関係機関は対象海域に同素材を導入し、海藻の生育状況や海洋環境への影響を観察・検証する予定だ。

LG Electronicsはこれに先立ち、釜山市、順天市とも業務協約を締結している。洛東江河口の塩湿地と順天湾の干潟のそれぞれ約1500平方メートルで「LG Marine Balance」を適用し、沿岸・海洋生態系の再生効果を実証してきた。

こうした取り組みが評価され、同社は最近、「第14回海の植林の日記念行事」で大統領表彰を受けた。水産資源の保全への貢献が認められたという。

同社はあわせて、用途や設置環境に応じてミネラル成分の溶出量や放出速度を精密に制御する独自技術も確立した。ミネラルが急速に拡散するのを防ぐため、硬質ビーズ状や平板チップ状など、さまざまな形状で実装できるとしている。

LG Electronicsは、ガラスパウダーを基盤とする機能性素材分野で、研究開発から生産までの体制を強化しており、関連事業をB2Bの成長ドライバーに位置付けている。1996年から研究を続けており、機能性素材関連では現在までに約420件の特許を保有する。

ベトナム・ハイフォンの生産法人では、年産約2000トン規模の生産ラインを追加で整備した。北米、欧州、中国に加え、インドや東南アジアなどグローバルサウス市場の需要にも対応する。

チェ・ソンボン氏(LG Electronics ビルトイン/クッキングソリューション事業部長)は、「環境保全と気候危機への対応に資する機能性素材技術を継続的に高度化し、B2B事業の機会拡大につなげていく」とコメントした。

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