写真=KakaoBank

KakaoBankの労働組合が、8月31日から9月4日まで5営業日にわたる全面ストに入る。先月の1日ストと順法闘争に続く措置で、争議を一段と強める形となる。労組は、顧客対応や融資審査、システム障害時の復旧対応などに遅れが生じる可能性があるとしている。

全国化学繊維食品産業労働組合のカカオ支部は20日、KakaoBankの組合員全員が参加する全面ストを実施すると発表した。同支部が複数営業日にわたる連続ストに踏み切るのは今回が初めてだという。

労組は、会社側が組合員の受け入れ可能な交渉案を示しておらず、主要争点でも立場の隔たりが埋まっていないことを、今回の決定理由に挙げた。

初回のストでは主要な金融サービスに大きな支障はなかった。ただ、今回は5営業日に及ぶうえ、全組合員が参加する予定のため、業務への影響が広がる可能性があるとしている。

カカオ支部によると、ストが続いた場合、顧客相談や苦情対応、融資審査、手作業を伴う業務、サービスの運用・変更、社内の承認・レビュー業務などで遅れが生じるおそれがある。スト期間中にシステム障害や緊急事態が発生した場合には、対応要員の不足により、平常時より復旧が遅れる可能性もあるとした。

また同支部は、会社側が労使で合意した争議行為除外人員とは別に、追加の人員を「スト参加不可の人員」に指定し、一部組合員に個別に不参加を求めるなど、スト参加を妨げたと主張した。こうした行為は不当労働行為に当たる可能性があるとして、法的対応を検討する方針も示した。

パク・ソンウィ闘争本部長は「会社が引き続き実質的な解決策を示していないため、今回のストは争議の新たな段階に入るものだ」としたうえで、「組合員の要求が貫徹されるまで行動を続ける」と述べた。

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