SK Telecomは8月20日、3Gサービス終了に向けた対応を開始し、3G端末などを対象に新規受け付けを停止したと発表した。既存の3G利用者や一部LTE端末利用者には、LTE・5Gへの移行支援プログラムを提供する。
同社は段階的な3Gサービス終了に向け、20日から3G端末とHDボイスに非対応のLTE端末について、新規加入、番号ポータビリティー(MNP)、機種変更の受け付けを停止した。
SK Telecomは2003年に3Gサービスを開始した。現在は3G契約者数とトラフィックの減少が続いているほか、端末や設備の老朽化、通信環境がLTEや5Gを中心とする次世代ネットワークへ移行していることなどを踏まえ、終了を決めたとしている。
今後は科学技術情報通信部に3Gサービス終了の承認を申請し、順次手続きを進める方針だ。
移行支援プログラムの対象は、既存の3G端末利用者とHDボイス非対応のLTE端末利用者。対象顧客がLTE・5Gへ移行した後も、従来のセット割引と長期利用特典は維持する。
支援策は複数用意する。移行利用者は、指定されたLTE・5G端末3機種の中から1機種への無償交換と、24カ月間にわたり月額最大1万2000ウォンの料金割引を受ける方式、または最大38万ウォンの端末購入支援金と24カ月間の月額最大1万2000ウォンの料金割引を受ける方式のいずれかを選べる。
このほか、24カ月間にわたり加入料金プランの月額を最大70%割り引き、総額で最大70万ウォンを支援する選択肢も設ける。プログラムの種類にかかわらず、端末交換を完了した回線にはリフィルクーポン4枚を追加で提供する。
満65歳以上の3G利用者がLTE・5Gへ移行する場合は、既存の「ニューシルバー料金プラン」に加入できるようにする。月額は9900ウォンで、加入後に別の料金プランへ変更しない限り継続して利用できる。
移行支援を利用せずに解約する顧客や、他社へ乗り換える顧客には、4万ウォンの解約支援金を支給する。サービス移行や解約、他社への移行に伴って発生する違約金も免除する。
同社は3G利用者に対し、ショートメッセージ、TワールドのWebサイトやアプリ、郵送や電子メールによる料金案内などを通じて、終了計画と支援プログラムを案内する。高齢者などデジタル手段の利用が難しい顧客には、別途案内を行うとしている。
移行申請は、全国のTワールド店舗、SK Telecomカスタマーセンター、公式オンラインショップ「Tダイレクトショップ」で受け付ける。
SK Telecomのプロダクト&ブランド本部長、ユン・ジェウン氏は「3Gを長年利用してきた顧客一人ひとりの状況に配慮しながら、移行を支援していく」とした上で、「すべての顧客がより安定的で便利な通信サービスを利用できるよう、ネットワーク品質とサービス競争力の強化を進める」と述べた。