Binance(写真=Shutterstock)

Binanceでビットコイン先物の取引高が現物の7.82倍に達し、過去最大の乖離を記録した。CryptoQuantは、ビットコイン売買の中心が現物からデリバティブへ移っていると分析している。

7日付のCointelegraphによると、今週のBinanceにおけるビットコインの1日当たり先物取引高は578億2000万ドルで、現物取引高は60億8000万ドルだった。

CryptoQuantは、ビットコイン市場で現物よりデリバティブの比重が高まっていると指摘した。アナリストのアラブ・チェインは、ビットコインが6万4000ドル近辺で推移するなか、先物取引高が現物を上回るペースで拡大していると分析。投資家やトレーダーの間で、レバレッジの活用やリスク管理、短期売買戦略を目的に先物を選好する傾向が強まっているとした。

こうした乖離は、ここ数カ月にわたって投資需要が鈍るなかで広がった。30日時点でも現物、デリバティブとも需要は弱く、現物需要は6月以降、下落基調が続いているという。

ビットコイン価格が過去2カ月にわたり、6万ドルをわずかに上回る水準にとどまっていることも、現物取引の縮小に影響した。2月にビットコインが初めて6万ドル台まで下落した際には、オンチェーンの実現損失が大きく拡大した。その後、同じ価格帯を再び試した局面では取引高がさらに減少しており、市場参加者の疲労感が強まっていることを示している。

CryptoQuantのチュ・ギヨン最高経営責任者(CEO)は先月末、Xへの投稿で、ビットコインの現物需要は弱まっている一方、先物需要はなお増加基調にあるものの、3カ月前の反発局面と比べると大きく低い水準にあると明らかにした。

キーワード

#Binance #ビットコイン #先物取引 #現物取引 #CryptoQuant #デリバティブ
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.