写真=9to5Mac

Appleの「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」で、前モデルからの値上げ観測が強まっている。メモリやストレージの価格上昇に加え、可変絞りカメラの採用や2ナノの「A20 Pro」搭載が、主なコスト増要因として指摘されている。9to5Macが6日(現地時間)に報じた。

Appleはこの夏、MacBookやiPadなど一部製品を値上げしたが、iPhoneは対象外だった。ただ、市場ではiPhone 18 ProシリーズがiPhone 17 Proより高くなるとの見方が強い。ティム・クックCEOもメモリ価格の高騰について「100年に一度の洪水」と表現し、価格が急速に上昇しているとの認識を示している。

値上げ要因の一つとして、可変絞りカメラシステムも注目されている。ミンチー・クオは、iPhone 18 Proに搭載される可変絞りレンズの価格が、iPhone 17 Proのメインカメラより50%高くなるとの見通しを示した。さらにA20 Proは、TSMC初の2ナノプロセスを採用する見込みで、新たな設計の導入に伴ってAppleとTSMCの製造コストが上昇すると予想されている。

値上げ幅を巡っては見方が分かれている。ジェフ・プーは、iPhone 18 Proが250~300ドル(約3万7500~4万5000円)上昇する可能性があると予測した。この場合、iPhone 18 Proの開始価格は1349~1399ドル(約20万2350~20万9850円)、iPhone 18 Pro Maxは1449~1499ドル(約21万7350~22万4850円)となる。前モデルの開始価格は、それぞれ1099ドル(約16万4850円)と1199ドル(約17万9850円)だった。

一方で、より小幅な値上げを見込む声もある。米ウォールストリート・ジャーナルはTechInsightsとの分析で、開始価格は少なくとも1299ドル(約19万4850円)、有力な水準は1399ドル(約20万9850円)前後になるとみている。マーク・ガーマンも、AppleによるiPhoneの値上げは避けられないとしつつ、上げ幅は100~200ドル(約1万5000~3万円)との見通しを示した。これは、最近のMacとiPadの値上げ幅と同程度だという。

JPモルガンは、AppleがiPhone 18ラインアップで他の部品コストを抑え、今年上昇した部材価格の負担を一部相殺できる可能性があるとみている。Appleは数週間以内にiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxを発表すると予想されており、正確な価格はその時点で明らかになる見通しだ。

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