Shiba Inu(SHIB)は0.00000500ドル近辺の上値抵抗を突破できず、短期的に売り優勢の展開となっている。RSIの低下に加え、ロング清算の拡大や取引所への流入増加も重荷となっている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが6日(現地時間)に報じた。足元の戻り局面では主要なテクニカル上の抵抗帯が意識され、上昇の勢いは続かなかったという。
市場では、先週の急伸後に心理的節目でもある0.00000500ドルを明確に上抜けて定着できるかが焦点となっていた。SHIBは同水準を一時試したものの押し戻され、同じ価格帯に位置する50日移動平均線も上値抵抗として機能した。
日足では戻りの鈍さも鮮明になっている。直近のローソク足では高値切り下げの動きがみられ、買いモメンタムの鈍化を示した。
テクニカル面では、短期トレンドの調整色が強まっている。価格は20日移動平均線を下回り、50日線はなお上値抵抗として意識される。100日線と200日線はさらに上方にあり、最初の重要な抵抗帯を突破できなかったことで、全体の弱気基調を覆すには至らなかった。
モメンタム指標も弱含んでいる。相対力指数(RSI)は過熱圏から53前後まで低下し、買いの勢いが鈍っていることを示した。一方で、まだ売られ過ぎの水準には達しておらず、売り優勢が続けば一段安の余地も残る。
デリバティブ市場でも弱気シグナルが確認された。直近24時間のロング清算額は約17万6000ドルに達し、ショート清算額の1万3000ドル未満を大きく上回った。抵抗線の突破失敗を受けて、レバレッジをかけた買いポジションの解消が進んだ格好だ。先物市場の資金フローも、より長い時間軸ではマイナス圏に沈み、投機筋が現物市場の買い手より慎重姿勢を強めていることがうかがえる。
現物市場では短期的な純流入がおおむねプラスを維持したが、オンチェーン指標は別の重荷も示した。取引所の保有残高は小幅に増加し、取引所への流入と純流入もそろって増えた。より多くのSHIBが取引所に移されていることを意味し、保有者が足元の上昇分を利益確定に動けば、短期的な売り圧力が一段と強まる可能性がある。
当面の下値支持線としては、上向きの20日移動平均線に近い0.00000465ドルが意識される。ここを下抜けた場合、直近のブレイク水準である0.00000445ドルが次の下値メドとなる。反対に流れを戻すには、まず50日移動平均線を回復できるかが焦点となる。短期的には、上値抵抗の再突破の可否と取引所流入の増加傾向が相場の方向感を左右しそうだ。