KTが「安全管理ウォッチ」のデモキットを公開した。写真=KT

KTは7月30日、Samsung Electronicsと共同で、産業現場の労働者の安全管理を支援する法人向け5Gサービス「安全管理ウォッチ」の提供を開始したと発表した。Galaxy WatchとSamsung ElectronicsのSmartThings Pro安全管理ソリューションを組み合わせ、建設、製造、物流などの現場での活用を見込む。

同サービスは、Samsung Electronicsの「SmartThings Pro安全管理ソリューション」を搭載した法人向けGalaxy Watchを通じて提供する。

KTによると、法人向け5Gは、専用のネットワーク機器とゲートウェイを活用し、公衆通信網向けの通信と企業内ネットワーク接続データを分離して扱う仕組みだ。

SmartThings Pro安全管理ソリューションは、現場の温度や湿度などの環境情報と、労働者の心拍数や活動量といった生体データを統合分析し、状況に応じた管理機能を提供する。

主な機能は、緊急救助要請(SOS)、転倒・墜落の検知、心拍異常の検知、熱ストレス管理、危険エリアへの立ち入り管理など。機器、エリア、利用者ごとの情報を一元管理する機能も備える。

労働者はGalaxy Watch上で心拍数などの健康状態をリアルタイムに確認できるほか、危険な状況が発生した際には同僚や管理者に通知できる。

安全管理者は、労働者の健康状態に加え、天候、気温、位置情報などの現場データをまとめて把握でき、リスクの早期発見と対応につなげられるとしている。

KTとSamsung Electronicsは今後、法人向けネットワーク、ウェアラブル機器、SmartThings Pro安全管理ソリューションを基盤に、建設、製造、物流など幅広い産業分野にサービスを拡大する計画だ。

KTのチョン・ミョンジュン エンタープライズ部門エンタープライズサービス本部長(常務)は、「法人向け5Gの顧客に、より使いやすい産業安全サービスを提供できるようになった」とコメント。「産業災害の予防に向け、AIを活用した安全ソリューションを継続的に拡充し、法人顧客の安全競争力の強化に貢献していく」と述べた。

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