写真=Samsung Electronics

Samsung Electronicsは7月30日、2026年第2四半期(4〜6月)決算を発表し、売上高が171兆4995億ウォン、営業利益が8兆9492億ウォンだったと明らかにした。売上高、営業利益ともに四半期ベースで過去最高を更新した。

前年同期比では、売上高が130%増、営業利益が1813.83%増。前四半期比では、売上高が28.11%増、営業利益が56.37%増となった。

上期累計でも大幅な増収増益となった。売上高は305兆3729億ウォンで前年同期比98.67%増、営業利益は146兆7252億ウォンで同1191.45%増だった。

業績をけん引したのはDS部門だ。売上高は127兆5000億ウォン、営業利益は89兆2000億ウォンに達した。

同社は、Agentic AIの拡大を背景にサーバー向け需要が堅調に推移し、DRAMとNANDがいずれも過去最大の販売を記録したと説明した。HBM4の供給拡大に加え、業界初のHBM4Eサンプルを出荷し、技術面での優位性を維持したとしている。

ファウンドリは、HBMベースダイと米州顧客向け需要の拡大を受けて売上高が増加した。System LSIは需要減少の影響を受けたものの、モバイルSoCとセンサーの販売増に支えられ、上期累計で過去最高の売上高を記録した。

DX部門の売上高は48兆ウォンだった一方、営業損失は0.8兆ウォンとなった。Galaxy S26シリーズなどフラッグシップ製品の販売が好調で売上高は前年を上回ったが、部品コストの上昇が収益性を圧迫した。

MXはAシリーズの販売も堅調だったが、コスト負担を吸収しきれなかった。

Harmanは売上高4兆6000億ウォン、営業利益0.4兆ウォンだった。車載向け売上高の拡大に加え、個人向けオーディオの販売好調も収益改善に寄与した。

ディスプレイ事業は売上高7兆5000億ウォン、営業利益0.7兆ウォン。ハイエンドモバイル向け需要とゲーミングモニター市場の拡大が寄与した。

為替も業績を下支えした。ドル高の影響で、部品事業を中心に前四半期比で約3兆1000億ウォンのプラス効果があったという。研究開発費は16兆ウォンと、過去最高を更新した。

下期についてDS部門は、HBM4E、DDR5、SOCAMM2、eSSDの販売拡大を通じて市場での主導権維持を目指す。ファウンドリは2ナノ第2世代のモバイル向け量産を開始し、AI・HPC向け受注の拡大を進める方針だ。

DX部門は、世界的な不確実性の高まりと部品コスト上昇を背景に、厳しい事業環境が続くとみている。MXはUltraや新型フォルダブルのZ8シリーズなど高付加価値製品の販売比率を高め、収益性の確保を図る考えだ。

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