Initech、AIWorks、Hypernologyの3社は7月28日、産業AIと生成AI、金融ITの強みを結集した「AIアライアンス」の構築に向け、業務協約を締結したと発表した。製造、金融、公共など幅広い分野で、AIを軸とした新規事業の共同開拓と、現場で活用できるAIサービスの提供を目指す。
3社は、それぞれが持つ産業AI、生成AI、金融ITの構築・運用ノウハウを持ち寄り、企業のAXを支援する事業を共同で進める方針だ。
主な協業分野は、AIを活用した産業分野の高度化事業の共同推進、生成AIおよびAIエージェントプラットフォームの共同事業化、AIベースのDXコンサルティング、産業AIと金融ITを組み合わせたサービス開発、AIサービスのセキュリティと運用体制の高度化、国内外のAI市場への共同進出などとしている。
Hypernologyは、AIビジョンと産業AI技術を基盤に、製造現場の品質検査や産業安全、設備診断向けのソリューションを提供している。AIWorksは、企業業務を担うAIエージェントの開発に加え、同エージェントが実運用環境で信頼性高く稼働するかを検証するAIソリューションを手がける。
Initechは、金融業界を中心に、システムインテグレーション(SI)の構築やアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)サービスの運用で培った金融ITの構築・運用力を基に、AIサービスの運用環境を提供する。
今回の協約を通じて3社は、産業現場データの収集、AI分析、生成AIを活用した業務革新、サービスの構築・運用、信頼性検証まで、AIサービスに関わる一連のプロセスを一貫して担う協力体制を整えるとしている。
Initechのシン・ヨンホ企業金融IT本部長は、「今回の協約は、単なる技術協力にとどまらず、産業AI、生成AI、金融ITの構築・運用力を結び付けるAIアライアンスの出発点だ」とコメント。「各社の専門性を組み合わせ、顧客が実際のビジネス現場で価値を実感できるAIサービスを継続的に提供していく」と述べた。