台湾の電子機器受託生産大手Foxconnが、一部拠点でVMwareベースの仮想化環境を、シンガポールのHCI企業Arcfraのプラットフォームへ刷新した。AI活用の製造基盤拡大とGPU仮想化需要の増加に対応する動きとみられる。The Registerは27日(現地時間)、こうした内容を報じた。
Arcfraはこのほど、AIプラットフォーム「Neutree」を更新し、GPU仮想化機能とAIモデルのガバナンス機能を追加した。FoxconnはNeutreeの導入により、分散していた工場基盤を刷新するとともに、AIモデルの配備、管理、監視の体制を強化したとしている。
Arcfraによると、Foxconnはこの導入を通じてAIモデルの展開速度を高め、運用状況の可視化も進めた。あわせて、AIやスマート製造の拡大に対応できる拡張性の高い基盤を整備したという。
Arcfraが公表した導入事例では、Foxconnは中国、台湾、ベトナム、北米の一部工場にArcfraプラットフォームを構築した。対象は社内ネットワーク、製造管理、基幹業務システム(ERP)、生産ライン管理システムに加え、開発・テスト環境や仮想デスクトップインフラ(VDI)にも及ぶ。
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