Hanwha Systemsは7月28日、2026年4〜6月期の連結ベースの暫定業績を発表した。売上高は1兆1176億ウォンで前年同期比45%増、営業利益は1037億ウォンで219%増、純利益は527億ウォンで14%増だった。
業績を押し上げたのは防衛事業だ。ポーランド向けK2戦車の照準器・射撃統制装置や、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビア向け「天弓II」の多機能レーダー(MFR)など、大型の輸出案件が売上高の拡大につながった。
国内の量産案件も業績を下支えした。次世代護衛艦「蔚山級バッチIII(FFX Batch-III)」の艦艇戦闘体系(CMS)、韓国型戦闘機KF-21向けのAESAレーダーとアビオニクス、K2戦車の照準器・射撃統制装置の第4次量産など、主力案件が安定的に進捗した。
ICT部門では、グループ会社向けのシステム構築案件が寄与した。Hanwha Lifeの次世代システム、Hanwha Philly ShipyardのERP、Hanwha Aerospaceのスマートプラント構築などが該当する。
2026年上半期累計の売上高は1兆9247億ウォンで前年同期比32%増、営業利益は1380億ウォンで109%増だった。
一方、上半期累計の純損益は430億ウォンの赤字となり、前年同期の707億ウォンの黒字から赤字に転落した。第1四半期に税引前の継続事業損益で1157億ウォンの損失を計上したことが響いた。6月末時点の受注残高は11兆2959億ウォンだった。
同社は2026年について、輸出ポートフォリオの拡大に加え、国内の主要案件でも受注を積み上げ、成長基調を維持する方針を示した。
Hanwha Systemsの関係者は「大型輸出案件の安定した売上計上と国内の主要量産案件が、業績改善を牽引した」としたうえで、「海外市場の開拓と中核技術力の強化を通じて、持続可能な成長基盤を一段と強化していく」とコメントした。