写真=FasooAI

FasooAIは7月28日、マルチクラウド向けデータセキュリティ態勢管理ソリューション「Fasoo DSPM」について、クラウドストレージとSaaSアプリへの対応を拡充すると発表した。OneDrive、SharePoint、Outlook、Slackに対応し、業務環境に分散する機微データの可視化と一元管理を強化する。

今回のアップデートでは、多くの企業で利用される主要アプリを新たにサポートした。これにより、複数の業務環境に散在するデータをまとめて管理し、機微データ保護を進めやすくする。

Microsoftのクラウドストレージ「OneDrive」とファイル共有プラットフォーム「SharePoint」では、Fasoo DSPMを通じて個人情報や機微データを識別・分類し、リスクレベルを算出して管理者に提示できるようになった。Microsoft Information Protection(MIP)の自動変換にも対応し、データ保護の運用効率を高める。

OneDriveでは、匿名リンクで外部共有されているファイルの状況を管理者が確認できる。SharePointでは、重複ファイルを含むデータ系譜(Lineage)をたどれるほか、全体共有設定のデータを識別し、不適切に管理されているファイルの有無も把握できる。さらに、メールサービス「Outlook」と外部コラボレーションプラットフォーム「Slack」でも、Fasoo DSPMによる機微データの検知とリスク要因の把握が可能になった。

Fasoo DSPMは、マルチクラウドやハイブリッドクラウドに散在する機微データを識別し、保存場所や重要度、アクセス権限などを可視化して管理するソリューションだ。ダークデータやシャドーデータを含め、クラウド全体に分散したデータを自動で検出・分類し、セキュリティ状況を可視化する。

Fasooのサービス事業本部長、カン・ボンホ氏は「複数のクラウドストレージとSaaSアプリを利用する業務環境が一般化するなか、保有データの可視性を確保し、一元管理できるDSPMソリューションは不可欠になっている」とコメントした。その上で「多様な業務環境への対応を広げるFasoo DSPMは、強化が進む国内外の個人情報保護規制やサイバー脅威への対応を支援する」と述べた。

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