Shiba Inu(SHIB)先物の建玉(未決済約定)がこの24時間で25%減少した。前日に35%超上昇した反動で価格は反落し、先物市場でも投機的な資金の縮小が鮮明になった。
27日(現地時間)、ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、CoinGlassの集計でSHIB先物市場の建玉は大幅に減少した。
SHIBは前日に急伸し、ここ数カ月で最大級の上昇を記録した。上昇局面では一時0.0000057ドル近辺まで買われた。
ただ、上昇の勢いは続かなかった。センチメントが悪化するなかでトレーダーは先物市場でのエクスポージャーを縮小し、建玉は10兆1300億SHIBまで低下した。
価格も27日時点で0.0000050ドル前後で推移し、7%超下落した。現物、先物の両市場で過熱感の後退が鮮明になった格好だ。
前日に35%超上昇した直後の反落だけに、市場の変調はより目立つ。SHIBは当時、直近2カ月にわたって突破できなかった価格帯を回復し、他の暗号資産を上回る上昇率を記録。時価総額ランキングも25位まで上昇していた。
しかし、急騰後に買いは続かず、市場ムードは再び弱気に傾いた。建玉の減少は、ラリー後の利益確定や、価格反転に伴うレバレッジポジションの清算が進んだ可能性を示している。
もっとも、建玉の減少だけで一段安を断定するのは難しい。先物市場で過度なレバレッジが解消された結果とみることもできるためだ。今後、価格がサポート水準を維持しつつ建玉が再び増加すれば、新たな買い需要の流入シグナルと受け止められる可能性がある。
今回の値動きは、短期反発を支えた資金の持続力が弱かったことを示した。急騰直後に先物市場への参加が細り、現物価格も1日で押し戻されたことで、投資家の警戒感も強まっている。
今後の焦点は、先物市場からいったん流出した資金が戻るかどうか、そしてSHIBが回復した価格帯を維持できるかどうかだ。建玉の回復を伴わない反発にとどまる場合、上昇トレンドの持続性にはなお疑問が残りそうだ。