画像=Dogecoin(DOGE)

Dogecoinで短期的なゴールデンクロスが確認され、目先の反発期待が強まっている。50日移動平均線が200日移動平均線を上抜けたほか、TDシーケンシャルでも複数の時間軸で買いシグナルが示された。市場では、0.056ドルの下値支持線を維持できるかが次の焦点となっている。

27日付のU.Todayによると、Dogecoinでは50日移動平均線が200日移動平均線を上抜けた。週末の上昇局面を経て確認された動きで、短期的な反発を示唆するシグナルとして注目を集めている。

Dogecoinは24日に0.068ドルまで下げた後、反発に転じた。ミームコイン全体に買いが入った週末には3日続伸し、27日には一時6%上昇した。ただ、その後は上げ幅を大きく縮小し、直近24時間では0.93%安の0.072ドル近辺で推移した。

こうした短期シグナルに加え、中期的な戻り余地を指摘する声も出ている。暗号資産アナリストのアリは、TDシーケンシャルが月足、週足、3日足、日足でいずれも買いシグナルを示したと指摘した。複数の時間軸でシグナルがそろうのは珍しいとされる。

価格面では、0.056ドルが重要な下値支持線として意識されている。アリはこの水準を維持できれば、0.16ドルまで反発する可能性があるとみている。さらに、上値目標としてチャネル上限の0.45ドルにも言及した。ただし、このシナリオは相場の持ち直しが前提となる。

もっとも、短期的な値動きはマクロ要因にも左右される。市場参加者の関心は、今週予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)に向かっている。FOMCは30日に政策金利を決定する予定で、市場では据え置き観測が優勢だ。あわせて、6月のコア個人消費支出(PCE)物価指数と最新四半期の国内総生産(GDP)も注目材料となる。

アルトコイン市場全体の地合いも、Dogecoinの方向感を左右する要因だ。TradingViewのデータでは、ETH/BTCが0.03まで上昇し、4月末以来の高水準を付けた。ETH/BTCは200日単純移動平均線を1月以来初めて上回り、6月6日に売り圧力が和らいで以降、20%超上昇している。一部アナリストは、Ethereumの相対的な強さがアルトコイン相場の強気転換の前兆になり得るとみている。

この流れが続けば、Dogecoinにも買いが波及する可能性がある。Dogecoinはここ数カ月の売り圧力で数年ぶりの安値圏まで下押しされていただけに、市場では今回のテクニカルシグナルが短期反発につながるか、そして0.056ドルの支持線を維持できるかを注視している。

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