シバイヌは出来高急増後、サポートとレジスタンスの攻防が焦点となっている。写真=Shutterstock

シバイヌ(SHIB)は、出来高の急増を伴って反発した後、買いの勢いに陰りが見え始めた。短期的には100日EMA(指数移動平均)が位置する0.00000500ドルを維持できるかが焦点で、上値では200日EMAの0.00000600ドルが次の関門となる。U.Todayが27日(現地時間)に報じた。

SHIBの出来高は約12倍に膨らみ、ここ数カ月で最も強い日次上昇局面の一つとなった。ただ、直近の日足には上昇一服を示す兆候も出始めているという。

SHIBは長く続いたもち合いを上抜けて急伸したが、上昇直後の市場では強弱感が再び交錯している。足元のローソク足の動きからは、買いの勢いが急速に鈍り、利益確定売りが短期の買い需要を上回る局面に入りつつあるとの見方も出ている。U.Todayは「買い手が推進力を失いつつあるようだ」と指摘した。

今回の反発を支えた最大の要因は、出来高の急増だ。出来高はここ数カ月のどの取引日も上回る水準まで跳ね上がった。一方で、こうした急増は長期トレンド転換の起点となる場合がある半面、短期的なブレイクの天井圏と重なることもある。SHIBが日中高値から押し戻されたことを受け、市場では反発によって回復したサポート水準を維持できるかに注目が集まっている。

まず短期の重要水準として意識されるのが、100日EMAが位置する0.00000500ドルだ。SHIBは数カ月にわたりこの水準を下回って推移していたが、足元で上抜けたことで、現在は最重要の短期サポートに転じた。調整局面でもこの水準を維持できれば、テクニカル面ではブレイク局面がなお継続していると判断しやすい。

次の分岐点は、200日EMAが位置する0.00000600ドル近辺となる。このゾーンは足元で中長期の主要レジスタンスとして機能している。U.Todayは、年初来で初めての明確な強気転換とみなすには、日足終値ベースでこのラインをはっきり上回る必要があるとの見方を示した。200日EMAを突破できれば、追加のモメンタムを狙う市場参加者の流入も期待できるとしている。

一方、下値リスクも残る。SHIBが0.00000445ドルを下回れば、直近のブレイク前に相場を支えていた短期移動平均のゾーンを割り込む形となる。この場合、ここ最近のテクニカル改善の多くが打ち消される可能性がある。U.Todayは、この水準を割り込めば、直近の上昇が継続的な買い需要よりもショートポジションの清算に強く支えられていた可能性が高まると指摘した。

モメンタム指標も重荷となっている。相対力指数(RSI)は70を上回り、数カ月ぶりに買われ過ぎの領域へ入った。買われ過ぎ自体が直ちに反落を意味するわけではないが、出来高が異例の水準まで膨らんだ後は、相場の過熱感が冷める局面と重なりやすい。U.Todayは「テクニカル面で見ればSHIBは数日前よりなお強いが、ラリーの最も容易な局面はすでに過ぎた可能性が高い」と評価した。

今後の方向感は、2つの価格帯が分岐点になりそうだ。0.00000500ドルをサポートとして維持できれば、ブレイク継続の余地は残る。ただ、その後に0.00000600ドル近辺の200日EMAを超えられなければ、今回の反発は限定的な戻りにとどまる可能性がある。逆に0.00000445ドルを割り込めば、直近上昇の性格そのものを見直す局面に入ることになりそうだ。

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