写真=KB金融グループ

KB金融グループは7月28日、Google CloudとのAI・データ分野における戦略協業を拡大すると発表した。生成AI「Gemini」を活用したデータ分析AI「KB DAVIS」と、顧客対応向けの対話型AI「KB Star ピョリ」を開発し、グループ横断でAXを推進する。

両社は、AIを活用した業務改革や顧客の金融体験の高度化、データ基盤に基づく意思決定、AI金融プラットフォームの構築などで連携する。あわせて、専門人材同士で技術や金融分野の知見も共有する方針だ。

KB金融グループは、Google Cloudの生成AIモデル「Gemini」を活用して、データ分析AIエージェント「KB DAVIS」を開発した。自然言語による質問に応じて関連データを探索・分析し、結果を提示する。

今後は、業務文脈や指示の意図を踏まえて支援するAIアシスタントへと機能を拡張する計画だ。従業員はKB DAVISを通じて、規程や業務マニュアル、商品情報、市場データなどを単一のプラットフォームで横断的に検索・分析できるようになる。

顧客対応では、対話型AIエージェント「KB Star ピョリ」を導入する。音声、テキスト、画像を同時に認識するマルチモーダルAIを基盤とし、リアルタイムの自然言語対話を提供する。

金融商品の比較や利用者ごとのポートフォリオ提案などの金融相談機能を備え、内部テストを終えた後、顧客接点に段階的に展開する予定だ。

今後は「KB Star ピョリ」に70超の言語に対応するリアルタイム通訳機能を追加し、金融・経済・生活情報を提供する金融特化型のマルチモーダルAIプラットフォームへと拡張する考えだ。

KB金融グループの関係者は「AIを単なる業務支援ツールにとどめず、将来の金融サービスを支える中核基盤へと発展させていく」としたうえで、「従業員の業務効率化と顧客の金融体験向上を同時に進める」と説明した。

Google Cloud Koreaのルース・ソン社長は「KB金融グループが次世代のエージェンティックAIサービスを実装できるよう、Google CloudのAIソリューションとエンタープライズ向けインフラで支援していく」と述べた。

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