写真=RIDI

RIDIは7月28日、社内でのAI活用を広げる複数の施策を本格展開し、AXを加速すると発表した。優良事例の発掘と共有を進めるほか、社員の自発的な活用を促す仕組みを整える。

狙いは、単なるツール導入にとどまらず、社員が日々の業務でAIを積極的に試し、そのノウハウを組織内で共有する文化を根付かせることにある。

まず、業務でAIを効果的に活用した社員を「AIチャンピオン」として選出し、優良事例を全社で共有する制度を導入した。

評価に当たっては、単なるAI利用の有無ではなく、業務上の革新性や生産性向上への効果などを総合的に見る。実際の業務改善につながった事例を発掘し、選定したノウハウを全社に横展開することで、他の社員も自らの業務に生かせるようにする。

あわせて、自社開発のトークン管理プラットフォーム「Token Race」も運用している。個人ごとのAI利用状況をゲーム要素と組み合わせて分かりやすく可視化し、社員同士が活用指標や成果を共有できるようにすることで、社内でのAI活用の広がりを後押しする。

このほか、非開発職向けの「AI Builders」プログラム、定期的なAI教育セッション、AI活用ガイドなどの支援策も展開する。教育、実務活用、事例共有を一体で回し、AI活用を一時的な取り組みではなく、日常業務に定着した手法として根付かせる考えだ。

RIDIは、AI活用を持続的な業務革新につなげるには、個人の力量に依存するだけでなく、組織文化として定着させることが重要だとしている。同社関係者は「AI活用は個人の力量を超え、組織文化になってこそ継続的な業務革新につながる」としたうえで、「今後も社員が互いのAI活用経験を共有し、ともに成長できる環境を整えていく」と述べた。

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