写真=TTA

韓国情報通信技術協会(TTA)は28日、長距離・低消費電力の無線通信技術「Wi-Fi HaLow」に関するWi-Fi Alliance(WFA)の国際公認試験を国内で初めて実施し、認証を完了したと発表した。これにより、国産SoCを搭載した製品の国際標準への適合性と相互運用性が確認された。

TTAは、WFAの「Wi-Fi CERTIFIED HaLow」認証試験サービスを提供する国内初の機関となる。TTAによると、TTAは国内の試験機関で唯一、Wi-Fi HaLow分野の国際公認試験所を運営している。

Wi-Fi HaLowは、1GHz未満の免許不要周波数帯を使う長距離・低消費電力の無線通信技術だ。既存のWi-Fiと比べて障害物に強く、通信距離が長いうえ、消費電力も抑えられる。アクセスポイント(AP)1台あたり最大約8000台の端末を同時接続でき、通信距離は最大1kmに達する。スマートホームやスマートシティ、スマートファクトリーなど、IoT分野での活用が見込まれている。

認証を取得したのは、国内の半導体設計企業ニュラテックの評価ボード「NRC7394 EVB」。同社が独自開発したSoC「NRC7394」を搭載する。NRC7394は、通信制御モデム、無線送受信機、システムプラットフォームを1チップに統合したソリューションで、米連邦通信委員会(FCC)の電波認証も取得している。

ニュラテックは今回の認証を足がかりに、北米や日本でスマートリテールや物流倉庫向けを中心とした産業用IoT市場の開拓を拡大する計画だ。

TTAのソン・スンヒョン会長は「今回の認証は、国産Wi-Fi HaLow技術のグローバル競争力を示す成果だ」としたうえで、「国内技術の超長距離・低消費電力IoT市場への展開を後押しできるよう、試験・検証環境の支援を続ける」と述べた。

キーワード

#TTA #Wi-Fi Alliance #Wi-Fi CERTIFIED HaLow #Wi-Fi HaLow #IoT #ニュラテック #NRC7394
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.