IBK Industrial Bankは27日、2026年上期(1〜6月)の連結純利益が1兆4429億ウォン(約1587億円)だったと発表した。前年同期比4.4%減となった。中小企業向け融資は270兆ウォンまで拡大し、市場シェアは過去最高の24.6%を記録した。一方で、為替相場の変動に伴う評価損の拡大や貸倒引当金の積み増しが利益を圧迫した。
単体ベースの純利益は1兆2078億ウォン(約1329億円)で、前年同期比9.0%減だった。
利息利益は、利息収益資産の増加と調達コストの低下を背景に改善した。有価証券関連の損益も増加した。ただ、為替評価損の拡大と貸倒引当金の増加が重荷となり、最終的に純利益は前年実績を下回った。
上期の中小企業向け融資残高は、前年末比8兆1000億ウォン増の270兆ウォン(約2兆9700億円)となった。これに伴い、中小企業金融市場におけるシェアは24.6%と過去最高に達した。
貸倒費用率は0.46%で、前年同期比0.05ポイント上昇した。不良債権比率は1.27%で、前年末比0.01ポイント低下した。
同社はあわせて、初の四半期配当を実施すると明らかにした。配当基準日は7月31日で、1株当たり配当金は210ウォン(約23円)に決めた。
同社関係者は「下期に向け、組織改編を通じて生産的金融支援とAI転換を進める基盤を整えた」としたうえで、「初の四半期配当を通じて株主還元も強化していく」と述べた。
著者について