XRP(Ripple)[写真:Shutterstock]

XRPが、2017〜2018年の急騰前にみられた対称三角形に似た値動きを再び示しているとの見方が出ている。市場では、0.70〜0.83ドルのサポート帯を維持できるかが当面の焦点となっている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが24日(現地時間、以下同)に報じたところによると、XRPは足元の調整局面でも、過去の大幅上昇に先行して形成された対称三角形パターンと類似した動きを見せているという。

注目点は、現在の下落が長期上昇トレンドの崩れなのか、それともブレイク後によくみられる押し目にとどまるのかという点だ。XRPは2013年12月に0.0614ドルの当時の高値を付けた後、長期にわたって対称三角形の中で推移。2017年3月に上限の抵抗線を上抜けると、約0.005ドルから2018年1月の3.31ドルまで、6万6000%超上昇した。

今回は、当時よりも長い期間をかけて同様のパターンが形成された。現在の三角形構造は2018年1月の3.31ドル高値以降に形作られ、XRPは数年にわたりこのレンジ内で推移。その後、2024年11月の上昇局面で上限の抵抗線を突破した。ブレイク後は約0.5ドルから急伸し、2025年7月には過去最高値(ATH)3.6ドルを付けた。

もっとも、上昇トレンドはそのまま続かなかった。高値形成後にXRPは大幅な調整に入り、過去のブレイク水準と上昇トレンドのサポートライン付近まで押し戻された。現在は、長期構造が維持されるかを見極める局面にある。市場では、価格の弱さに加え、前回ラリーの勢いが薄れている点にも関心が集まっている。

テクニカル指標にも注目が集まる。月足の相対力指数(RSI)は41.85まで低下した。この水準は、過去に長期の買いが入りやすかった局面に近いとされる。

一方、RSIだけで即座の反発を見込むのは難しいとの見方もある。市場の一部では、当面はボラティリティの高い展開が続き、サポートラインの再テストがさらに起こる可能性もあるとみられている。

今回の調整が、2017年のブレイク直後の値動きに似ているとの指摘もある。当時のXRPは2017年3月に三角形の上限を上抜けた後、同年4月に0.0075ドルまで下落し、上限トレンドラインを再確認。その後は同水準で下値を支えられ、上昇基調を再開し、2018年1月に3.31ドルまで上昇した。

市場参加者が最も注視している価格帯は0.70〜0.83ドルで、なかでも0.82ドルが重要水準とされる。このゾーンは、長期の対称三角形の上限トレンドラインと重なるためだ。

XRPがこのレンジを維持できれば、長期のブレイク構造はなお保たれる可能性がある。一方で、防衛に失敗すれば調整局面が長引くおそれもある。短期的な反発の有無以上に、サポートラインを守れるかどうかがカギを握っており、0.70〜0.83ドル帯での攻防が今後の方向性を左右しそうだ。

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