Kakaoは27日、中小事業者向け広告プラットフォーム「簡単広告」に、カカオトークのチャネル友だち獲得を支援する新商品「私たちのチャネルお知らせ」を追加したと発表した。成果に応じて課金するCPA型を採用し、広告主向けのクーポン施策も実施する。
「簡単広告」は、Kakaoが2025年6月に中小事業者向けに始めたマーケティングプラットフォーム。広告代理店を介さず、事業者自ら広告を運用できるよう設計した。第1弾商品の「私たちの店舗お知らせ」に続き、今回はカカオトークのチャネル友だち獲得と継続的な顧客コミュニケーションを後押しする商品を追加し、ラインアップを広げた。
「私たちのチャネルお知らせ」は、友だち追加の成果が発生した場合にのみ費用がかかるCPA課金型が特徴だ。
広告主は、友だち追加1件当たりの獲得単価を予算に応じて直接設定できる。Kakaoは業種別の推奨単価データも提供し、広告運用に不慣れな事業者でも価格を設定しやすいよう支援する。広告クリエイティブは基本型やクーポン型などから目的に応じて選べ、カカオトークのビズボード面に掲載される。
効果測定機能も強化した。広告主は成果レポートを通じて、友だち追加実績に加え、トークストアでの購買転換やオフラインでのクーポン利用実績など、売上につながる指標を確認できる。Kakaoは今後、広告接触後の中長期的な成果まで把握できるよう、レポート機能を拡充する方針だ。
新商品の追加に合わせ、中小事業者向けの販促施策も実施する。新規に広告アカウントを開設した事業者には3万ウォン相当のビズクーポンを付与するほか、自動決済カードを登録した場合は3万ウォン分を追加で提供する。支援額は最大6万ウォン相当(約6600円)となる。
また、この広告を通じてカカオトークのチャネルを追加した一般ユーザーには、Kakaoが費用を全額負担する形で、カカオショッピングポイント100ウォン(約11円)を付与する。広告主である中小事業者は追加負担なく販促効果を見込みつつ、チャネル友だちを迅速に獲得できるとしている。
Kakaoは、「簡単広告を利用した事業者からは、店舗運営に役立ったとの前向きな反応が寄せられている」とした上で、「『私たちのチャネルお知らせ』は新規顧客の獲得にとどまらず、顧客との継続的なコミュニケーションを支援する商品だ。今後も中小事業者が広告をより手軽かつ効果的に運用できるよう、サービスを強化していく」とコメントした。