Webcashは7月27日、韓国船級とKATRI試験研究院に研究行政統合システム「rERP」を導入したと発表した。大学の産学連携組織向けが中心だった同事業を、試験・認証機関や研究中核病院へ拡大する。
同社は3月に韓国船級への導入を完了しており、最近ではKATRI試験研究院でのrERP構築も終えた。
rERPは、研究課題管理、研究費執行、予算・会計、人事・給与、研究成果、知的財産権管理、関連機関との連携など、研究行政に関わる業務を単一システムで一元管理できるプラットフォームだ。
Webcashによると、国家研究開発革新法や研究支援体制評価、政府省庁や関連機関の指針など、研究費管理を巡る制度変更をシステムに反映する。実務担当者が関連基準に沿って業務を処理できるよう支援するという。
KATRI試験研究院向けのシステムは、約6カ月かけて構築を進め、今月から稼働を開始した。導入により、分散していた研究課題と予算の管理体系を統合し、研究行政手続きの標準化を進めたとしている。
Webcashは、試験・認証機関にとどまらず、研究中核病院にも事業領域を広げる方針だ。
現在は慶熙大学病院の医療技術協力団向けにrERPを構築しており、2026年下期に正式稼働する予定。事業が完了すれば、研究中核病院の医療技術協力団に研究行政統合システムを導入する初の事例になる見通しだという。
Webcashのオ・セオク取締役は「大学の産学連携組織で蓄積してきた研究行政のノウハウを基に、韓国船級やKATRI試験研究院、さらには研究中核病院の医療技術協力団まで適用範囲を広げている」とコメント。「研究行政制度の変化や機関ごとの業務特性に対応し、研究費管理と研究行政業務を支援していく」と述べた。