RippleXは、XRP Ledger上で処理されるエージェント型決済が足元で100万件を突破し、今後さらに急拡大する可能性があるとの見方を示した。開発の加速やインフラ整備が進めば、数年内に1億件規模へ達する可能性もあるという。
The Blockによると、RippleXでエンジニアリング統括を務めるアヨ・アキンイェレ氏は、「XRP Ledgerが100万件の節目を超えたのは非常に喜ばしい。エージェント開発のスピードとインフラ改善を踏まえると、1000万件を大きく上回り、今後数年で1億件に到達する可能性もある」と述べた。
エージェント型決済は、人が都度承認するのではなく、AIソフトウェアが自律的に実行する取引を指す。
現在では、AIエージェントが業務に必要なデータや計算資源、各種サービス利用料を自律的に支払う仕組みの実装に向けた開発が進んでおり、関連技術への関心も高まっている。
アキンイェレ氏は、「要するに、AIエージェントがXRP Ledger上でAPIやデジタルサービスの利用料をシームレスに支払えるようにすることだ」と説明。その上で、「決済は3〜5秒で完了し、取引コストも予測しやすい。決済用途を前提に設計されている点が強みだ」と語った。
Rippleは最近、x402財団に参加した主要企業の1社でもある。同財団にはCoinbase、Circle、AWS、Google、Mastercard、Stripe、Visaなどが参加しており、Rippleも最上位会員として参画している。
x402はCoinbaseが最初に開発した仕組みで、AIエージェントやアプリケーションがAPIなどのオンラインサービス利用料を自動で支払えるよう支援する。
アキンイェレ氏は、「x402財団との関係は戦略的に重要だ。ガバナンスのあり方や、エージェント経済を支える技術基盤を共同で整備できるからだ」と付け加えた。