画像=Amazon Prime Video

Amazonが動画配信サービス「Prime Video」の刷新に乗り出す。AIとパーソナライズ機能を軸に再設計し、レコメンドや検索、音声検索機能を強化することで、同サービスを同社のAI戦略を体現する中核サービスに位置付ける考えだ。

Bloombergの報道によると、Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏はPrime Videoを率いるマイク・ホプキンス氏に対し、AIとパーソナライズ機能を前面に据えた形でサービスを見直すよう求めた。

この取り組みの社内コードネームは「Lighthouse」。Bloombergは、AmazonがOpenAIやAnthropicに後れを取っているとみられるAI分野での巻き返しを狙う施策の一環だと伝えている。

見直しのきっかけとなったのは、昨年秋にベゾス氏へ提出された社内報告だ。当時Prime Videoの経営陣が示した改編案について、AIやパーソナライズの活用が十分に反映されていないと指摘され、既存計画を撤回したうえでLighthouseへと方針転換したという。

Lighthouseでは、作品推薦と検索の仕組みを見直す。利用者の嗜好を学習して映画やテレビ番組のレコメンド精度を高めるほか、音声による検索要求に対応する機能も盛り込む。ホーム画面のデザインも刷新する見通しだ。

Amazonは、音声アシスタント「Alexa」をPrime Videoの検索機能に統合する案も検討していた。Lighthouseの刷新は、Prime Videoのデザイン責任者であるカム・ケシュミリ氏が主導している。Prime Videoの米国におけるテレビ視聴シェアは4.2%で、動画配信サービスでは4位となっている。

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