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暗号資産取引所BitMEXの元顧客2人が、BitMEXと共同創業者3人らを相手取り、米ニューヨーク南部地区連邦地裁に集団訴訟を起こした。原告側は、同社が秘密の取引デスクを運営して顧客の反対売買を行っていたほか、相場急変時にサーバを停止して強制清算を誘導していたと主張している。

BitMEXは2026年9月に閉鎖する計画を発表している。

The Blockが報じたところによると、原告はBKX Servicesとデイビッド・ナムダール。訴状では、BitMEXが顧客口座の情報を用いて、顧客と逆方向の取引を行う非公開の取引デスクを運営していたと訴えている。さらに、価格変動が大きい局面で意図的にサーバを停止し、顧客がアクセスできない状態にすることで強制清算を誘導したとも主張している。

被告には、共同創業者のアーサー・ヘイズ、サミュエル・リード、ベンジャミン・デロのほか、元事業開発責任者のグレゴリー・ドワイヤーを挙げた。HDR Global Tradingと関連4社も被告に含めている。

訴状によると、BitMEXは含み損が証拠金の50%に達した時点でポジションを清算していたという。原告側は、残余証拠金が損失額を上回っている場合でも清算が行われたと主張。清算基準を必要以上に厳しく設定し、残った証拠金を保険基金に組み入れていたとしている。

また原告側は、ドワイヤーが2018年を通じてマンハッタンのオフィスでこの取引デスクを運営していたと主張している。どの水準まで相場が動けば顧客の清算を最大化できるかをソフトウェアで把握し、その方向に相場を誘導していたという。

原告側によれば、BitMEXは隠し注文や清算水準を非公開としていた一方、この取引デスクはそれらの情報をすべて閲覧可能だったという。

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