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XRPで売り圧力の鈍化が鮮明になっている。出来高の減少や日足チャートの形状から、長期下落トレンドが終盤に差し掛かっているとの見方が出ている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicは23日、XRPが日足ベースで大幅に売られ過ぎの水準に入ったと報じた。足元の値動きも、強い弱気相場が続く局面にある資産とは異なる動きを見せているという。

焦点となっているのは出来高の変化だ。XRPは2025年7月中旬にサイクル高値を付けた後、およそ1年にわたって深い調整局面が続いた。2025年7月18日に過去最高値の3.66ドルを記録した直後には、最も強い売り出来高が観測され、本格的な調整の起点になったとされる。

一方、足元では状況が変わりつつある。XRPは6月26日に1.009ドルまで下落したが、この局面では出来高が大きく減少した。出来高は42万1000XRPから、6月の下落直前の数日間には10万5000XRPまで低下し、下落初期の約4分の1の水準に縮小した。

チャート上でも同様の傾向が確認できる。XRPは2025年7月の高値以降、下降ウェッジを形成しながら安値と高値を切り下げてきた。ただ、最も急激な調整局面はすでに数カ月前に通過したとの見方が示されている。

特に2月に暗号資産市場全体が急落した後は、狭いレンジでの推移が続いた。市場を支配していた強い売り圧力が弱まりつつあるサインと受け止められている。

現在の価格帯については、長期目線での買い場とみる向きもある。現水準での横ばいが長引くほど、モメンタム回復時の上放れ余地が大きくなる可能性があるという。回復目標としては3ドル前後が挙げられ、現在の1.10ドルを基準にすると約165%高い水準となる。

さらに、この水準を安定的に維持できれば、過去最高値の3.66ドルを再び試す可能性もあるとした。ただし、こうしたシナリオの実現には、暗号資産市場全体の回復モメンタムが前提になる。

市場全体との連動性も重要な変数だ。XRPはビットコインやイーサリアムなど主要な暗号資産と似たチャート構造を示している。他の大型暗号資産でも弱気局面の終盤を示唆するサインが観測されているとして、XRP固有の動きというより、市場全体が次の上昇局面に向けた準備段階にある可能性があると分析した。

今後の焦点は、現在のレンジ相場がどこまで続くかにある。もみ合いが長引くほど、モメンタム回復時の上放れが強まる可能性があるためだ。XRPは急落局面を抜けて底固めの動きを見せつつあるが、実際のトレンド転換は市場全体の回復と合わせて見極める必要がありそうだ。

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