XRP 写真=Shutterstock

XRP Ledger(XRPL)関連コミュニティが、7月末に米ラスベガスで開催される「Rare Evo 2026」に参加する。会場ではブース出展やオンボーディング向けワークショップを実施する予定で、あわせて複数のプロトコル改定案が近く投票段階に入る見通しも示された。

ブロックチェーン専門メディアのU.Todayが、23日付で報じた。XRPLは同イベントにスポンサーとして参加し、会場内では専用ブースの運営に加え、今後のプロトコル改定やアップデートの予定についても案内するという。

Rare Evo 2026は、28日から31日まで開催されるブロックチェーン、AI、Web3分野のイベントだ。マルチチェーンのプロジェクトや投資家、業界関係者、コミュニティ参加者が集まり、相互運用性や既存産業へのWeb3導入をテーマに議論する。XRP Ledger Foundationのコミュニティディレクター、フセイン・ザンガナ氏も登壇する予定だ。

会場では、XRPLエコシステムの専用ブースを設ける。フセイン・ザンガナ氏はX(旧Twitter)への投稿で、主要なNFTプロジェクトや関連アートワークに加え、主要なXRPLプロジェクトのブランドやアプリを紹介する場になると説明した。新規ユーザーや初心者を対象とした教育セッションも実施する。

ワークショップでは、XRPLとAI、実機サーバーの展示を含むXRPLインフラ、ウォレットやdAppsの利用に向けたXRPLオンボーディング、RippleのUBRIオンボーディングセッションなどを扱う予定だ。コミュニティ側は、XRPLに初めて触れる参加者や、エコシステムへの理解を深めたいユーザーを主な対象としている。

イベントと並行して、市場の関心を集めているのがプロトコル改定の動きだ。フセイン・ザンガナ氏は「順調に進めば、約2週間以内に複数の機能改定案がXRP Ledgerの投票に付される」と述べた。対象には、バッチ、機密送信、手数料と準備金のスポンサー、権限委任、動的MPTが含まれる。

一方、XRP Ledger 3.3.0の正式な日程はまだ公表されていない。コミュニティでは、次期バージョンのリリース時期とあわせて、どの機能が実際に投票段階へ進むのかを注視している。

直近では、修正案の有効化も予定されている。「FixCleanup3_2_0」改定案には、シングルアセット・ボルト、貸出プロトコル、許可型DEX、多目的トークン、許可型ドメインに関する修正が含まれる。今後6日以内に有効化される見通しで、XRPScanのデータでは29日にXRP Ledgerメインネットへ適用されるとしている。

Rare Evo 2026への参加とネットワーク改定が重なることで、XRPLエコシステムの動向には一段と注目が集まりそうだ。イベント会場で関連プロジェクトがどこまで存在感を示すのかに加え、予定されている改定案が実際に投票と有効化へ進むかが今後の焦点となる。

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