OpenAIは、健康関連の質問を支援する「ChatGPT Health」の提供対象を、米国の18歳以上のログインユーザーに拡大した。TechCrunchが23日(現地時間)に報じた。
対象ユーザーは今週から、Web版とiOS版で同機能を利用できる。利用対象は無料および有料プランのユーザーを含む。
OpenAIは1月、専用の健康ハブを通じて同機能の試験提供を始めた。当初はApple Health、Function、MyFitnessPalのデータと連携していた。
現在は、EpicやOracle Healthの医療記録システムに加え、One MedicalやFunction Healthなど健康プラットフォームの情報とも連携できるようになった。
今回の大きな変更点は、健康関連の質問が専用ハブ内に限られなくなったことだ。通常のチャットでも、連携した健康情報を踏まえた回答を受けられる。
食事内容やアレルギーに関する質問でも、個人の健康情報を反映した応答が可能になる。
OpenAIによると、試験提供の過程で、健康関連の質問の70%は専用ハブ外で行われていた。健康関連の週間問い合わせ件数も、1月の2億3000万件から足元では3億件に増えたという。
OpenAIはモデル性能の改善も進めたとしている。最新の小型モデル「GPT 5.6-Luna」は、OpenAIの健康関連質問向けオープンソース評価指標「HealthBench」で、「GPT 5.5」を上回る性能を示した。
また、ユーザーデータはモデル学習には使わず、健康関連の応答改善に向けて医師と協業していると説明した。