画像=xrpl.org

XRP Ledgerの日次アクティブユーザー数が15万人台を回復した。ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、今月21日のアクティブユーザー数は約15万7200人となり、ここ数週間で初めて15万人を上回った。今月に入ってから見ても、高水準の一つという。

もっとも、アクティブユーザーの増加だけで価格上昇を直接判断することはできない。ただ、この指標は実際のネットワーク利用を測る上で重要な目安とされる。ユーザー数が増えれば、取引所内の投機的な売買だけでなく、XRP Ledger上での送金や決済などの利用もあわせて拡大した可能性が高い。過去の強気局面でも、アクティブユーザーの増加が相対的に堅調な価格推移と重なっていたケースは少なくなかった。

今回の数値で注目されるのは、増加幅そのものより利用動向の安定感だ。XRP Ledgerの日次アクティブユーザー数はこの1カ月、おおむね12万〜16万人のレンジで推移した。投機的な急騰の後に急減するパターンとは異なり、ネットワーク利用が比較的安定していたことを示している。

一方、価格の反応はなお限定的だ。XRPはここ数週間、値動きの幅を縮める展開が続いた後、足元では1.13ドル前後で取引されている。日足チャートでは、短期的な対称三角形を上抜ける動きを試している。26日指数移動平均線は上回ったものの、50日線と200日線は依然として上方にあり、明確なトレンド転換を確認するには至っていない。

テクニカル指標には月初からやや改善が見られる。買い方は上向きのサポートライン近辺で下値を支え、追加下落を回避してきた。相対力指数(RSI)は54前後で、中立圏からやや強気寄りの水準を示している。

上値の抵抗は1.16ドル〜1.24ドルに集中しており、このゾーンには複数の移動平均線が重なる。XRPがこの抵抗帯を上抜ければ、1.30ドルが次の視野に入る。一方で、足元の上放れの動きを維持できなければ、1.08ドルのサポートラインまで押し戻される可能性がある。

足元のXRPは、オンチェーン活動と価格動向の間に乖離がみられる。ネットワーク参加は、より強い相場局面で見られた水準まで回復している一方、価格は依然として過去の高値を下回る。アクティブユーザーの増加と取引活動の拡大が続き、主要な抵抗線を上抜けることができれば、価格回復の追い風となる可能性がある。

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