画像=SK Telecom

SK Telecomは23日、AIデータセンター事業を担う新会社「SK Hyper」を設立すると発表した。2030年までに7500億ウォンを段階的に投じ、政府の大型プロジェクトに歩調を合わせながら、2035年までに15GW規模のAIインフラ構築を目指す。

同社は同日の取締役会で、SK Hyperの設立と出資計画を決議した。SK HyperはSK Telecomの100%子会社として設立する。出資は事業の進捗に応じ、2030年まで段階的に実施する。

SK Hyperは、AIデータセンターの整備に向けた用地確保、変電所の建設・運営、顧客開拓、事業化推進などを担う。社名には、限界を超えて可能性を広げ、ハイパースケール級のAIデータセンター事業を迅速に拡大していくとの意味を込めたという。

SK TelecomはSK Hyperを中核に据え、2029年までに5GW規模のAIデータセンターを順次整備する計画。その後は市場需要を見極めながら、2035年までに総整備規模を15GWへ引き上げる方針だ。

具体的には、蔚山でGW級のAIデータセンタークラスターの整備に着手するほか、忠清圏と西南圏にも追加でGW級のAIデータセンターを構築し、地域別のAIインフラを拡充する。

あわせて同社は、グループ全体のAIデータセンター関連機能を集約するため、CEO直属の「AI DC統合推進団」を新設した。

SK Hyperの初代代表取締役には、SK TelecomでAI CIC長を務めるチョン・ソックン氏を起用した。チョン氏はAI DC統合推進団長も兼務し、SKグループ内のAIデータセンター関連組織を束ねながら、事業推進を統括する。

チョン・ソックン代表は「SK Hyperは、SKグループが掲げる『アジアAIインフラ・ハブ』の構想を具体化する役割を担う」としたうえで、「体系的かつ迅速な実行を通じて中核インフラと顧客を確保し、韓国のAI競争力強化に貢献したい」と述べた。

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