韓国科学技術研究院(KIST)は7月23日、ソウル市城北区の本院で「2026 AIデータセンター熱管理協議会」の発足式と記念シンポジウムを開いた。AIデータセンター向け熱管理技術の標準化や技術ロードマップの策定、試験法や信頼性基準の整備、共同実証プロジェクトの推進が狙いだ。
当日はSamsung Electronics、SK hynix、LG Electronicsのほか、ソウル大学、成均館大学、延世大学、韓国電子通信研究院(ETRI)など、産学研から45を超える機関から約300人が参加した。
協議会では、材料、デバイス、パッケージング、冷却、システムの各分野で技術交流を進めるとともに、共通標準の整備を通じて韓国のAIデータセンター産業の競争力向上を目指す。
記念シンポジウムでは、サーバーラックやチップパッケージの熱管理を中心に、2相冷却・コールドプレート、液浸冷却、AIデータセンター向け冷媒、高性能AI半導体向け放熱ソリューションなどの技術動向が紹介された。あわせて、熱界面材料、能動冷却、熱スイッチング、パッケージングの信頼性、高発熱AI半導体の熱物性測定、標準化の推進戦略についても発表があった。
KISTは協議会の発足を機に、次世代冷却技術や高放熱材料、半導体パッケージング分野の基盤技術開発を進めるとともに、産業界との連携を一段と強化する方針だ。
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