「AhnLab TIP API」の提供イメージ

AhnLabは7月23日、次世代脅威インテリジェンスプラットフォーム「AhnLab TIP」の脅威情報をAPI経由で利用できる新製品「AhnLab TIP API」の提供を開始した。悪性IP、URL、ドメイン、ファイルなどの情報をREST APIで提供し、各種セキュリティソリューションとの連携を想定する。

同社によると、脅威インテリジェンスをさまざまなセキュリティ製品と連携させたいという需要の高まりを受け、従来はポータルサービスと併せて提供していたAPI機能を、単体製品として切り出した。

AhnLab TIPは、AhnLabが収集・分析した脅威インテリジェンスを提供するプラットフォームで、利用企業のセキュリティ運用における判断を支援する。AhnLab TIP APIでは、この中核データをグローバル標準のREST APIを通じて利用できるようにした。

従来のAhnLab TIPがポータル型サービスだったのに対し、AhnLab TIP APIは外部のセキュリティソリューションとの連携に特化したAPI専用製品という位置付けだ。利用企業は、自社環境に関連性の高い脅威情報を自動で照会し、セキュリティポリシーや対応プロセスに迅速に反映できるとしている。

連携先としては、EDRやファイアウォールなどのAhnLab製品に加え、他社のセキュリティ製品にも対応する。顧客環境で構築したSIEMやSOARとの連携も支援する。

AhnLabはあわせて、「AhnLab TIP Starter」も提供開始した。AhnLabのセキュリティソリューションを利用する既存顧客や新規顧客が、導入しやすいコストでAhnLab TIPを試せるようにする狙いだ。

製品企画本部長のキム・チャンヒ氏は、「国内外でサイバー脅威の高度化が進む中、先回りしたセキュリティ対策に向けて、脅威インテリジェンスへの関心が高まっている。APIを通じてセキュリティソリューションと連携し、運用体制の高度化を図ろうとする需要も増えている」とコメントした。

そのうえで同氏は、「AhnLab TIP APIは、異種セキュリティソリューションとの連携性に加え、コスト面でも脅威インテリジェンス活用の効率を高められる選択肢になる」と述べた。

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