XRP 写真=Shutterstock

XRPが7月に入って持ち直している。20日には1.10ドル台まで上昇し、過去の米中間選挙の年にみられた7月高のパターンが再び意識されている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicによると、XRPは20日(現地時間)時点で1.10ドル台まで上昇した。直近24時間では1.47%、1週間では4.80%上昇している。

市場で注目されているのは、足元の上昇そのものよりも、過去の値動きとの共通点だ。XRPは米中間選挙が実施された年の7月に比較的堅調な推移を示しており、今年も同様の流れをたどるかが焦点となっている。

XRPの7月始値は1.03ドル。前日は1.8%下落したものの、6月に22%急落した局面と比べると、7月序盤の値動きは底堅い。

月初から4日間で1.18ドルまで上昇し、月内高値を付けた。その後は上昇ペースがやや鈍ったが、序盤の上昇分はなお一部維持している。現在の水準で7月を終えれば、2025年7月以降で最も強い月間パフォーマンスとなる。

もっとも、過去のデータを見る限り、上昇余地がすでに尽きたと判断するのは早い。XRPはこれまで米中間選挙の年を3回経験しており、今年は4回目に当たる。

具体的には、2014年7月は0.0036ドルから0.0051ドルへ上昇し、月間で34.21%高となった。2018年7月は0.46ドルから0.43ドルへ下落し、6.97%安。2022年7月は0.33ドルから0.37ドルへ上昇し、14.21%高だった。3回の平均上昇率は約14%となる。

この平均上昇率が今月にも当てはまる場合、XRPの7月終値は1.18ドル前後となる計算だ。これは、すでに付けた月内高値と同水準に当たる。

また、2014年と同じく34%上昇した場合には、7月始値ベースで1.39ドル前後まで上昇する可能性がある。この価格帯を最後に付けたのは5月だった。

6月の下落率も、過去との類似点として意識されている。XRPは6月に22%下落したが、米中間選挙の年だった2022年6月は32%安、2018年6月は39%安、2014年6月は17%安と、いずれも調整局面を経験していた。

ただ、過去の統計だけで7月後半の値動きを見通すことはできない。XRPはすでに月内高値から一定程度下げており、市場では反発が再加速するのか、それとも1.18ドル近辺の上値抵抗を突破できず上げ幅を縮小するのかに注目が集まっている。

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