画像:MegaETHのWebサイト

Ethereumのレイヤー2プロジェクトMegaETHは、アクセラレータープログラム「MegaMafia」を終了する。2年間で2期にわたり運営し、約20チームを支援したが、育成した有力プロジェクトの多くが他チェーンや別の基盤で事業を展開する状況となっていた。

The Blockによると、MegaETHの主要メンバーであるシュヤオ・コン氏はX(旧Twitter)への投稿で、「MegaMafiaは多くの面で成功だったが、当初プログラムを設計した際の前提は、もはや成り立たなくなっている」と説明した。

MegaMafiaは、MegaETH上でしか実現できない新たなアプリケーションを開発する創業者の育成を目的に立ち上げられた。これまでに約20チームを支援しており、MegaETHによれば、支援先はプレシードからシリーズAまでで総額約8000万ドル(約120億円)を調達したという。

一方でコン氏は、「MegaMafiaは今サイクルで有力なインキュベータープログラムだったが、その価値の大半はMegaETHには還元されなかった。育成に成功したプロジェクトの多くは、もはやMegaETHとともに開発していない」とも述べた。

実際、MegaMafia出身の主要プロジェクトの多くは、MegaETHではなく別の基盤で開発を進めている。代表例のGTEは、第1期プログラム終了後に独自チェーンの構築を決定した。GTEは複数ラウンドで2500万ドル(約38億円)を調達している。

また、ソーシャル分野の注目プロジェクトNoiseは、2026年1月にParadigm主導のシードラウンドで710万ドル(約11億円)を調達した後、Base上でサービスを開始した。HelloTradeはMonadを選択。MegaETHが支援したAvonとValhallaは事業を終了した。ステーブルコインのCapは2026年初めにMegaETH上でローンチしたものの、現在はマルチチェーン戦略を進めている。

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