SecuritizeとCantor Fitzgeraldは、米国の既存の証券規制の枠内で、トークン化証券を使った新規株式公開(IPO)や追加株式発行を支えるインフラの開発を進めている。
Cointelegraphによると、両社は企業が公開市場でトークン化証券を通じて資金調達できるよう、発行スキームの整備を進めている。対象はIPOに加え、上場企業による追加株式発行にも及ぶ。
Securitizeは、デジタル証券の発行や流通、管理に使うトークン化インフラを提供している。米証券取引委員会に登録したブローカー・ディーラー子会社のSecuritize Marketsが募集と決済に関与し、Cantor Fitzgeraldは公募に必要な株式資本市場業務とトレーディング機能を担う。
今回の取り組みは、両社の既存の関係を踏まえたものでもある。Securitizeはこれまで実物資産のトークン化インフラを提供してきたほか、Cantor Fitzgeraldが支援した特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて上場した。
トークン化はこれまで、主にプライベートクレジットや米国債に集中してきた。一方、最近では上場株式にもブロックチェーン基盤を適用しようとする動きが強まっている。
オンチェーンのトークン化株式市場も拡大が続く。RWA.xyzによると、市場規模は直近30日で16%増え、約19億ドルに達した。
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