Anthropicの「Claude」 写真=Shutterstock

CNBCは17日(現地時間)、AnthropicがMetaのAI計算資源の利用に向け、初期協議に入ったと報じた。取引規模は約100億ドル(約1兆5000億円)に達する可能性があるという。

報道を受け、Meta株は17日の取引時間中の安値から切り返した。

今回の協議は、Anthropicが外部インフラの確保を広げる動きの一環とみられる。Anthropicは数週間前、イーロン・マスク氏が率いるSpaceXとも同様の契約を結び、「Colossus 1」データセンターの計算資源を活用して、有料契約者向けサービスの性能強化を図る方針を示していた。

Anthropicは、NVIDIAのAIチップ確保に向けて他のAI企業とも大型契約を進めている。一方で、十分なAIチップの確保はなお課題で、CNBCは、こうした供給制約が「Pable」など上位モデルの利用制限の背景にあると伝えた。

Metaは今回の協議とは別に、クラウドコンピューティング事業への参入も検討している。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は5月、既存事業の改善に加え、AI投資の収益化の道筋を投資家に示す狙いから、この構想を検討していると明らかにした。

Metaはクラウドインフラ部門の再編も進めている。元Amazon Web Servicesの上級幹部、デイブ・ブラウン氏をインフラ責任者に迎え、2026年にはAIインフラを含む設備投資に最大1450億ドル(約21兆7500億円)を投じる計画だという。

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