写真=HSBC公式サイト

HSBCは7月17日、イングランド銀行の承認を受け、英国のデジタル証券サンドボックスでデジタル証券プラットフォーム「HSBC Orion」の運用を開始した。デジタル証券の発行から管理、決済までを支援する。Cointelegraphが報じた。

HSBCによると、HSBC Orionは同サンドボックス内でデジタル証券の預託機関として機能する。デジタル証券サンドボックスは、証券市場で新技術を検証するための制度で、HSBCはサンドボックスの稼働についてイングランド銀行の承認を得た最初の企業だとしている。

HSBC Orionは、デジタル形式で直接発行される債券に対応する。対象には、英国が推進するデジタル国債「Digital Gilt Instrument」や社債が含まれる。HSBCは、Orionを通じて世界で累計50億ドル(約7500億円)超のデジタル債券発行を支援してきたと明らかにした。

英国財務省は、初のDigital Gilt Instrumentの取引が2027年1〜3月期に実施されると見込んでいる。HSBCとLondon Stock Exchange Groupは、試験発行に投資家がアクセスできるようにする接続基盤の開発に向け、覚書を締結した。

デジタル証券サンドボックスは2024年に導入された。イングランド銀行と金融行動監視機構(FCA)が共同で運営し、分散台帳技術を活用した証券の発行、取引、決済を規制下で検証している。

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