Shiba Inuの取引所純流入が鈍化し、短期的な地合いの弱さを示す動きが出ている。暗号資産市場全体が軟調に推移するなか、価格も下落し、投資家の様子見姿勢が強まっている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが17日(現地時間)に報じた。報道によると、市場全体の弱含みを背景に、Shiba Inuの取引所活動は大きく鈍化しているという。
CryptoQuantのデータでは、Shiba Inuの取引所純流入は直近1日で約3%減少し、記事執筆時点で386億3150万SHIBとなった。取引所純流入は、一定期間における取引所への流入量と流出量の差を示す指標だ。
こうした動きは、取引所に持ち込まれる売り圧力が買い需要を上回っている可能性を示唆する。SHIBを買い増す動きよりも、取引所へ移して売却しようとする動きが優勢だったことを意味するためだ。U.Todayは、純流入の鈍化が投資家の関心低下を映している可能性があると伝えた。
価格も軟調に推移した。Shiba InuはBitcoinやXRPなど主要暗号資産と歩調を合わせて下落し、24時間で0.000004234ドルから0.000004083ドルまで値を下げた。U.Todayは、純流入の鈍化と価格下落が重なったことで、短期的には下押し圧力が意識されやすい局面にあると報じている。
市場心理の冷え込みも鮮明だ。Shiba Inuはこれまで、7月のパフォーマンス改善への期待を集めてきたが、足元ではセンチメントが急速に悪化している。U.Todayは、7月の収益改善を巡る強気な見方が徐々に後退していると分析した。
もっとも、こうした動きはShiba Inu固有の要因だけで説明できるものではない。暗号資産市場全体が弱気に傾くなか、主要銘柄に売り圧力が広がっており、Shiba Inuもその影響を受けている。ただ、短期モメンタムが早期に回復するかどうかはなお不透明だ。
今後の焦点は、取引所純流入が再び縮小に向かうか、価格が追加下落を回避して持ちこたえられるかに移る。現時点では、取引所への売り持ち込みと投資心理の冷え込みが同時に確認されており、7月末までに反発基調を取り戻せるかが注目点となりそうだ。