Ordinals開発者のレオニダスは、Ordinalsとルーン関連取引に対する制限の緩和を狙ったオープンソースのビットコイン向け新クライアント「$DOGモード」を提案した。取引サイズ上限の引き上げやダスト基準の引き下げを通じ、インスクリプションやルーン送金を扱いやすくするのが狙いだ。
Cointelegraphが17日報じたところによると、$DOGモードはBitcoin CoreとBitcoin Knotsで設けられているポリシー上の制限の緩和に焦点を当てている。Ordinalsのインスクリプションやルーン送金を、より容易に処理できるようにするという。
レオニダスはX(旧Twitter)への投稿で、$DOGモードでは個別取引の最大サイズを390万WUに引き上げ、ダスト基準を294〜546サトシから1サトシに引き下げる案を盛り込んだと明らかにした。Bitcoin Coreにおける個別取引の最大サイズは40万WUとされる。
Ordinalsとルーンは、それぞれビットコイン上でNFTとFTを扱う仕組みとして知られる。一方で、ビットコインコミュニティでは、こうした取引をネットワークのスパムとみなす批判も根強い。
レオニダスは、Bitcoin CoreとBitcoin Knotsが長年にわたり、ビットコインの基本ルールにはない独自ポリシーを適用してきたと主張した。
取引サイズの上限が拡大すれば、Ordinals利用者はより大きなファイルやコレクションを1件の取引に収めやすくなる。1ブロックに近い規模の取引も処理しやすくなるとしている。
$DOGモードは、現在広く利用されているBitcoin CoreとBitcoin Knotsの代替クライアントとして提示された。レオニダスは、新クライアントの採用を広げることで、Bitcoin Coreにも独自のポリシー制限の緩和を促したい考えを示している。