Visaが、銀行やフィンテック企業によるステーブルコインの導入・運用を支援する企業向けプラットフォームを提供する。米Fortuneが7月16日(現地時間)に報じた。
Fortuneによると、Visaはこのプラットフォームを、同社のほかStripe、Mastercard、BlackRock、Coinbaseなど140社超が参加するオープンスタンダードのステーブルコイン「OUSD」との連携を含めて展開する。提供開始時期は明らかにしていない。
OUSDは2026年下半期に提供開始予定だ。特徴は、準備資産の運用収益の大半を分配する仕組みにある。企業は手数料や発行数量の制限なしに、OUSDの発行と償還ができるという。
Visaでグローバル成長を統括するルベイル・ビルワドカー氏はFortuneに対し、「重要なのはステーブルコインへのアクセスそのものではない。企業の資金管理や決済、資金移動のワークフローを、既存の銀行システムとどう相互運用させるかだ」と語った。
Visaはすでに、CircleのUSDCとPaxosのUSDGにも対応している。
Visaの最高製品戦略責任者(CPSO)、ジャック・フォレステル氏は、「AIが商取引のフロントエンドを変えるのであれば、ステーブルコインはそのバックエンドを再構築している」としたうえで、「Visaの役割は、エコシステムに参加するすべてのプレーヤーにとって、安全かつ安定的に世界規模で機能する仕組みを整えることだ」と述べた。
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