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オンチェーン分析で知られるPlanBは16日、ビットコインが今回の半減期サイクルで平均50万ドル、上限100万ドルに達する可能性があるとの見方を示した。短期的には下押し余地が残るとしながらも、長期の上昇トレンドは崩れていないとの認識を示している。

ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、PlanBは今回のサイクルにおけるビットコインの想定レンジを25万〜100万ドルとし、平均的な到達水準を50万ドル前後とみている。

この見通しの背景にあるのは、半減期に連動するビットコインのサイクルだ。PlanBは、2024年4月の直近半減期以降、現在は今回のエポックの折り返しをやや過ぎた局面にあり、終了までなお639日あると指摘。足元の相場軟化をもって、サイクルそのものの終わりと判断すべきではないとした。

また、これまでに付けた12万6000ドルの一時高値についても、今回の4年サイクルの天井ではないとみている。S2Fモデルが示すレンジに向けて本格的な上昇が進むのは、2026〜2028年になる可能性があるとした。一方で同モデルについては、短期的な天井や底値を正確に示すものではなく、希少性を踏まえた平均的な価格帯を示す指標だと説明している。

短期的なリスクにも言及した。PlanBは、ビットコインが目先で新たな安値を付ける可能性を否定していない。過去の弱気相場では、市場参加者の平均取得コストを示す「実現価格」を相場が下回る局面があり、足元の実現価格は5万3000ドル近辺だとした。

さらに、市場心理の悪化が次の上昇局面の出発点になり得るとも指摘した。個人投資家の失望や投げ売りが広がる局面は、ビットコインが新たな成長局面に移る前触れになりやすいとの見方だ。市場が長期低迷を織り込むような局面では、50万〜100万ドルに向けた急騰が弱気筋や空売り勢に大きな打撃を与える可能性もあるとしている。

PlanBが強調したのは、長期トレンドはなお維持されているという点だ。供給不足が本格化する局面はまだ到来していないとし、投資家に対しては「忍耐」が必要だと呼びかけた。

U.Todayは、今回の見通しについて、足元の調整局面でも半減期を軸とした長期サイクルの有効性を改めて示したものだと伝えた。その上で、焦点は短期的な値動きの予測ではなく、半減期後に残された時間と供給構造の変化にあると整理している。

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