科学技術情報通信部の中央電波管理所は7月16日、発信番号偽装防止措置に関する是正命令に従わなかったとして、Onsetellinkの期間通信事業者登録を取り消したと発表した。公的機関をかたるボイスフィッシングへの対策の一環だ。
中央電波管理所によると、Onsetellinkは発信番号偽装防止措置に関する是正命令を正当な理由なく履行しなかった。これを受け、同管理所は電気通信事業法に基づき登録取り消し処分を下した。
同管理所は、郵便局やカード会社、宅配会社などの代表番号を装ったボイスフィッシングの疑いがあるとの通報を30件受け、2025年12月11日にOnsetellinkへの現場検査を実施した。
検査の結果、発信番号偽装防止措置の義務違反が確認され、2件の是正命令を出した。しかし、Onsetellinkは履行期限の2026年3月6日までに命令を履行しなかったため、同管理所は6月23日に聴聞手続きを経て登録取り消し処分を確定した。
中央電波管理所は、既存加入者への影響を最小限に抑えるため、Onsetellinkに対して利用者保護措置命令も出した。Onsetellinkは、サービス終了の事実を加入者に遅滞なく個別通知しなければならない。
今回の処分の原因となった行為を行った者と代表者は、処分後3年間、期間通信事業者の役員に就任できない。また、登録が取り消された状態で期間通信事業を営んだ場合は、3年以下の懲役または1億5000万ウォン以下の罰金が科される可能性がある。
中央電波管理所長は「公的機関などを装うボイスフィッシングは、国民に深刻な財産被害を与える重大犯罪だ」とした上で、「利用者に不便が生じないよう、徹底して管理・監督していく」と述べた。