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予測市場「Polymarket」のトレーダー「DEEDDIT」が、スペイン勝利の予測を的中させ、1日で990万ドルの利益を計上した。過去2週間で抱えていた1080万ドルの損失をほぼ取り戻し、累計損益も800万ドル超の黒字に転じた。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが15日付で報じた。利益回復のきっかけとなったのは、14日に行われた2026年FIFAワールドカップ準決勝のスペイン対フランス戦だった。DEEDDITは、スペインがフランスを下して決勝に進むとの予測に1130万ドルを投じた。

試合はスペインが2-0で勝利。これにより、DEEDDITはわずか1日で990万ドルの利益を得た。

DEEDDITはスペイン勝利のポジションを0.445ドルで取得していた。スペインの2-0勝利を受け、そのポジションの払い戻し総額は約1098万ドルに達したという。

同アカウントは2026年6月にPolymarketへ参加して以降、これまでに17件の予測市場に参加したことが確認されている。単一取引ベースの最大利益は610万ドルだった。

このほか、フランス、スイス、アルゼンチン、米国、ノルウェー、イングランド、メキシコに関連するワールドカップの試合でも利益を上げていたという。

今回の事例は、Polymarketのような予測市場で高額ベットへの関心が改めて高まっている流れとも重なる。Lookonchainは、7540万ドルを保有するクジラが、CXMTトークン2万枚で5倍レバレッジのロングポジションを構築したと明らかにした。

このポジションのエントリー価格は6ドル、規模は16万4000ドル。当時は4万4000ドルの含み益が出ており、追加の指値注文も入れていたという。

別の事例としては、ミームコイン「CASHCAT」の取引もある。あるトレーダーは同トークン1630万枚を購入した後、全量を285万5000ドルで売却し、952倍の利益を得た。

こうした大型取引が相次ぐ背景には、足元の暗号資産市場の反発もある。ビットコインは直近24時間で約3.4%上昇し、6万4800ドル近辺で取引された。暗号資産市場全体も約2.9%上昇した。

市場では、6月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る伸びにとどまったことを受け、米連邦準備制度理事会(Fed)の金融引き締め姿勢が和らぐとの見方が織り込まれた。

この流れの中で、市場参加者は米生産者物価指数(PPI)の発表を注視している。暗号資産アナリストのテッド・ピローズは、ビットコインはPPI発表の前後で歴史的に大きな値動きを示してきたと述べた。

今年も関連指標の発表後に2桁の変動が出た例があるとして、市場では今回の値動きが反発継続につながるのか、それとも反落に向かうのかに注目が集まっている。

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