Sophosは15日(現地時間)、統合セキュリティ基盤「Sophos Fusion」を発表した。セキュリティ運用を軸に、エンドポイント、ネットワーク、アカウント、メール、クラウド保護までを一体化した。SiliconANGLEによると、62万5000組織が利用する既存基盤「Sophos Central」を刷新し、新たなプラットフォームとして打ち出した。
Sophosは、Sophos FusionをAIネイティブのサイバー防御基盤と位置付ける。プラットフォームはオープンアーキテクチャへ再構成し、2025年のSecureworks買収で獲得した「Tegis」分析エンジンも統合した。
Sophos Fusionは、各種セキュリティシグナルをリアルタイムで共通のデータレイヤーに集約する。あるコントロールポイントで脅威を検知すると、他のポイントでも同時に対処できる設計とした。
調査と対応には、アナリストが範囲を定めるエージェント型AIを活用する。ある顧客環境で確認された脅威情報は、他の顧客の防御にも反映される。
対象領域は、エンドポイント保護、エンドポイントおよび拡張検知・対応(XDR)、次世代SIEM、アカウント脅威検知・対応、マネージド検知・対応(MDR)、ネットワーク、メール、クラウド、アドバイザリーサービスに及ぶ。Sophosは中核となるコントロールポイントを自社で構築する一方、500以上の外部連携にも対応し、既存のファイアウォールやエンドポイント、アカウントセキュリティツールを単一基盤上で運用できるようにする。
新機能は8~10月にかけて順次投入する。8月15日には、ユーザー数とサーバー数に応じた価格体系の次世代SIEM、機能を拡張したMDRサービス、Tegis基盤で再構成したXDRを先行して提供する。
「Sophos AI Defense」は、組織内におけるAIアプリとシャドーAIの利用状況、およびそれらのアプリがアクセス可能なデータを点検するツールとして、8月にアーリーアクセスを開始し、10月に正式提供する。
10月には、マネージドサービスプロバイダーのチャネルを通じ、最高情報セキュリティ責任者(CISO)級の助言を提供する「Sophos CISO Advantage」も開始する予定だ。