Ceragemは7月16日、Samsung Seoul Hospitalと次世代の健康管理サービス開発に向けた業務協約(MOU)を締結したと発表した。両者は、病院と家庭をつなぐ統合ヘルスケア・エコシステムの構築を目指す。
今回の協業では、Samsung Seoul Hospitalの臨床面の知見とCeragemのデジタルヘルスケア技術を組み合わせ、医療サービスの高度化と新たなヘルスケアモデルの構築を進める。具体的には、個別最適化型の健康管理サービスの共同開発、デジタルヘルスケアを基盤とする予防医療体制の構築、シニア向けヘルスケアサービスの高度化などに取り組む。
また、Ceragemのヘルスケア技術とSamsung Seoul Hospitalの臨床専門性を生かし、予防を軸にした健康管理サービスの高度化も図る。高齢化社会を見据えたシニア向けサービスに加え、AIウェルネスホームモデルの開発でも連携を広げる方針だ。
今後は、臨床研究や政府の研究開発(R&D)課題への参画、スマート病棟の高度化などの分野でも共同研究を継続する計画としている。
Ceragemによると、今回の協約は、同社の臨床専門研究機関であるCeragem ClinicalとSamsung Seoul Hospitalが進めてきた協力を、本社レベルへ拡大する位置付けだ。Ceragem Clinicalは2025年から、Samsung Seoul Hospitalのスマート病室の実現に参加してきた。
2026年4月に開設したスマート病室には、医療機器認証を取得した「CERAGEM CLINICAL ONE Medical Bed」を導入した。
Ceragemは「Samsung Seoul Hospitalとの協力を通じて、病院中心の医療サービスを日常の健康管理へと広げる新たなヘルスケアモデルを構築していく」とコメントした。そのうえで、「今後は次世代のAI基盤ヘルスケア技術を高度化し、病院と家庭をつなぐ統合ヘルスケア・エコシステムの構築を進める。人々の健康的な生活に寄与できるよう、協力を拡大していく」としている。