XRPは週足ベースで1.1444ドルの抵抗線を突破できず、下落基調から抜け出せていない。相場反転の可否は週足終値で同水準を明確に上回れるかにかかっており、下値では心理的節目の1ドルを維持できるかが重要なポイントとなっている。The Crypto Basicが15日に報じた。
XRPは足元で1.11ドル台で推移している。反発局面に移行するには、まず週足終値ベースで1.1444ドルを上抜ける必要がある。
この水準が注目されるのは、単なる短期的な抵抗線ではないためだ。昨年7月の高値3.66ドル以降、XRPは戻り高値を切り下げる展開が続いており、1.1444ドルはそうした流れの中で水平抵抗として意識されている。現在値は過去最高値3.66ドルから70%超低い水準にある。
その後の戻り局面でも3.30〜3.40ドルを超えられず、続いて2.50ドル、2.00ドル、2026年初めには1.60ドル近辺でそれぞれ上値を抑えられた。高値の切り下がりが続いていることは、相場の上値の重さを示している。
弱い地合いは一目均衡表でも確認できる。週足では、転換線1.2050ドル、基準線1.5182ドル、先行スパンA 1.3616ドル、先行スパンB 2.3293ドルをいずれも下回って推移している。主要な4水準の下に位置していることから、週足ベースでは戻り売り優勢の地合いが続いているとみられる。
市場が当面意識する上値の節目は1.1444ドルだ。ただ、この水準を超えたとしても、直ちにトレンド転換と判断するのは難しい。次の焦点は転換線の1.2050ドルで、さらに先行スパンAの1.3616ドルも上値抵抗として意識される。週足終値で1.1444ドルを明確に上回れば、1年超続いた高値切り下げの流れが崩れる可能性がある。
下値では1ドルが主要なサポートとなる。今週の週足安値はすでに1.0531ドルまで下落しており、1ドルはそこから1%未満の水準にある。
週足終値で1ドルを割り込めば、目立ったサポートを失い、売り圧力が一段と強まる可能性がある。
中長期では2.4ドル近辺も主要な抵抗帯として挙げられている。この価格帯は2025年のレンジ相場でサポートとして機能していたが、現在値を約116%上回る水準にある。
今回の分析では、単一の抵抗線と一目均衡表の雲がともに弱気シグナルを示している点がポイントだ。短期的な反発の有無よりも、週足終値で下落基調を崩せるかどうかが、今後の焦点になりそうだ。